今回の記事では、エンタメ企業やエンタメ求人選びのコツについてご紹介します。
エンタメに限らず、あらゆる企業・求人選びにも通じる箇所があるので、ぜひ転職や就活をしている人はご参考ください。
ちなみに、今回は「こういう企業・求人はよく吟味した方が良い」というテーマです。就職してはみたものの、早期退職に繋がらないよう、事前に見るべきポイントを3点にまとめてご紹介します。
常に募集している(よく見る)求人
常に募集しているというよりも「よくこの求人見るよな~」と思ったら、一旦立ち止まった方が良いです。採用されてもすぐ解雇(試用期間中)でなかなか人が定着しない、ハードワークで人がすぐに辞めてしまう。
などいわくつきのケースも多いです。
公共系施設(指定管理)の常勤・非常勤職
公共系施設における指定管理、つまり期間限定で民間が公共施設を運営しているため、公共との契約が切れた場合に人材も切れるようにしておきたい、という目的での募集が多いです。
公共施設だからといって、ずっと契約し続けてもらえるわけではありません。
また、指定管理者の民間企業は、基本的に本部側に業界とのつながりを持つ定年退職した業界における有名人などがいて、各施設の興行をすべてその人経由で決めることも多いです。自分で大きな劇団や公演をしようと思っても、なかなか難しいというパターンも多く、細々とした小公演や、イベント、市民向けの講座などの企画に終わり、思い描くようなキャリアを築きにくいのが実情です。
インターン、お手伝い系
インターンにも色々ありますが、お金が欲しいという目的や、社会人からのインターン(それをあわよくば仕事にしたい)はあまりおすすめしないです。
インターンは「お金を払わずに手伝っていただく」という構造であり、そこから抜け出すにはかなりのパフォーマンスを残さないといけないです。
なので、
現在学生で、お金よりも経験を求めている。
社会人で、ゆくゆくエンタメ業界に入りたいので、週1で無給で手伝う(経験を時間で買わせていただく)
この2パターンでない限り、おすすめできません。
以上、ご自身のキャリアのためにも、上記3点に当てはまる場合は必ず一度立ち止まって、その求人・企業についてSNSや企業レビューサイトなどで調べてみてください。
また、転職エージェントといった、キャリアのプロフェッショナルに相談し、客観的にその企業・求人についてアドバイスしていただいた方が良いです。
おすすめミュージカル業界転職サイトランキング
コロナショックで採用が閉じている中、エンタメ求人の数について各エージェントを調べたのですが、大手プレイガイドから明治座のような劇団・劇場まで、この業界の求人を最も扱っているのがマイナビでした。エンタメ業界に行きたい人は登録して、求人をチェックしてみてください!
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